マッチングリスク意識を考慮したマーケティング方法は【消費者の不安】を取り除きます。

画期的な商品やサービスでも、消費者に価値を認めてもらえなければビジネスは成立しません。
商品やサービスの売れ行きはマーケティング方法に大きく左右されるため、消費者の不安を解消して消費者の不安を解消しビジネスを成立させるために有効な、マッチングリスク意識を考慮したマーケティング方法をご紹介しましょう。

高島吉成
高島吉成
こんにちは、高島吉成です。
売りたいものの本当の価値を知ってもらえる工夫が求められます。

マッチングリスク意識とは?

マッチングリスク意識とは、消費者が商品・製品やサービスを購入する際に「自分に合わなかったらどうしよう」と不安を抱く心理を指します。
いつも購入している商品・製品やサービスを購入する際にはマッチングリスク意識は起こりません。
どのような価格帯のものでも、未知のものを購入する場合にはマッチングリスク意識が現れ、購入前に試せない、使ってみないと分からない、値段が高いものほどマッチングリスク意識は強くなります。
購入前に不安を感じるということは、購入したい気持ちの表れでもあり、マーケティング手法を工夫することで購入につなげるチャンスがあるとも言えるのです。
マッチングリスク意識という不安な心理を理解したマーケティング手法は、ビジネス成立に欠かせないテクニックの1つと言って良いでしょう。

マッチングリスク意識を考慮したマーケティング方法

まずは消費者心理を理解する

新しい商品を購入する、あるいは製品を導入する際に消費者が抱く不便さや不安な心理をしっかりと理解することが、マッチングリスク意識をマーケティング方法に活かす第一歩です。
「新しい商品が自分に合うのか」、「自社のビジネスに合う製品なのか」という不安を効果的に取り除くことが顧客獲得につながります。
消費者がどのような部分に不便を感じ、不安を抱いているかを理解して、解消する方法を検討しましょう。

お試し・無料サンプルを用意する

「買っても自分に合わなかったら嫌だ」、「使い勝手がイメージと違うかもしれない」という購入前の消費者が抱く不安を解消し、購入へのハードルを下げるマーケティング手法がお試し・無料サンプルの配布です。
化粧品など使ってみないと肌に合うか分からない商品や、Webサービスのアプリなど最初から課金することが躊躇われるサービスなどで使われます。
無料サンプルで肌に合えば化粧品の購入につながりやすく、無料版でアプリの使い勝手が気に入れば課金サービスに移行する可能性が高くなるでしょう。
その他、飲食店のクーポンや塾や英会話教室、スポーツクラブなども、実際に試して不安を解消してもらう無料体験のマーケティング手法が使えます。

返金・返品保証を用意する

消費者のマッチングリスク意識の中でも、「買ったものが自分に合わなかったら無駄になる」という不安を取り除くマーケティング手法が返金・返品保証のシステムです。
購入時のハードルを下げるだけでなく、購入後のリスクを減らせる手法で、高額の商品・製品やサービスを購入して失敗したくないという消費者の心理に働きかけます。
セミナーなどの場合、参加するまで効果が分からないために申し込んで大丈夫だろうか、後悔しないだろうかという不安や疑いの気持ちが参加へのハードルになりがちです。
セミナー内容に満足ができなければ全額返金することを保証すれば、消費者は安心して参加できる上、お金を無駄にするリスクを負わずに済むでしょう。
しかし、実際には自分で決断して申し込んでいるために多くのセミナーで返金請求はあまり発生しない傾向があります。
また、人には選んで保有したものに対して価値を見出す心理があり、手に入れたものを手放したくないと考える傾向があるため、実際の返品は発生しくいものです。
返金・返品のクレーム対応の手間と経費を考慮しても、返金・返品保証を用意する意味があり、経費をかけずに売り上げを上げられる点でもメリットが大きいと言えます。

相手から信頼を得る営業を心掛ける

高島吉成
高島吉成
特にBtoBの営業では、取引先との信頼関係を築くことが大切です。

マッチングリスク意識を考慮しながら、丁寧な説明を心掛け、相手のニーズをしっかりと聞いて対応することで信頼関係を揺るぎないものにできる可能性が高くなります。
長期に渡って利益をもたらしてくれる存在になってもらえるよう、顧客の満足度を継続的にアップさせ、ライフタイムバリューの高い顧客に育成することを目指しましょう。

第三者の口コミを活用する

第三者の口コミやレビューはマッチングリスク意識を取り除くマーケティング手法として有効です。
企業が発信する情報は、自社の商品・製品やサービスを売りたい側の発信であり、消費者にとっては信じて鵜呑みにしても良い情報とは受け止められにくい側面があります。
購入の判断材料として多くの消費者は第三者の口コミやレビューを参考にします。
より幅広い立場の人から、より多くの角度からの情報が集まるように、商品購入画面などにコメント欄やレビュー欄を設けてマッチングリスク意識を取り除くようにしましょう。

購入後に利用できるサービスで安心させる

車や家電などの場合、長期保証がついていると消費者の安心感は高まります。
支払う金額が高額で長く使いたい商品やサービスの場合は、購入後に利用できるサービスを工夫して、マッチングリスク意識を取り除くと良いでしょう。
万が一の不具合や故障に対して購入後に利用できるサービスがあれば、支払う値段以上の価値を消費者に感じてもらえます。

マッチングリスク意識はBtoBにも活用できる

ビジネス成立までの期間が長い傾向があるBtoBの様々な場面でも、マッチングリスク意識は活用できます。
「購入あるいは導入して合わなかったらどうしよう」という取引先の心理を理解して、自社の商品・製品やサービスのどの部分に相手がリスクを感じるか事前にリサーチして施策を打ち出すようします。
売ることだけを意識すれば、取引先が求めていることを把握できず売れないばかりか新しい発想や企画も生まれません。
取引先に選ばれる商品・製品やサービスを提供できるかどうかは、マッチングリスク意識を熟考することからスタートしていると言えるでしょう。

松下幸之助もマッチングリスク意識していた!

自転車用のランプを開発した松下幸之助氏も、画期的な商品を開発したにも関わらず、店にも置いてもらえず、なかなか買ってもらえないという経験をしています。
取り扱ってもらえない新商品を、松下幸之助氏は無償で小売店に置いてもらうという、まさにマッチングリスク意識を考えたマーケティングを行いました。
どんなに画期的で便利な商品でも説明しただけでは購入につながらないので、商品の本当の価値を知ってもらうためにサンプルを配るという、マッチングリスク意識を活かしたマーケティング方法で販売を成功させたのです。

まとめ

高島吉成
高島吉成
消費者は可能な限りリスクを避けたいと考えています。

商品・製品、サービスを提供する側は、常に消費者のマッチングリスク意識を理解し、購入前の消費者が抱える不安を解消し、リスクを取り除けるようなマーケティング方法を展開しましょう。
マッチングリスク意識を理解できれば、商品・製品、サービスの本当の価値が伝わり、ビジネスが成立する確率が格段に上がります。
消費者側や取引先のマッチングリスク意識を熟考したマーケティング方法を取り入れて、自社の商品・製品、サービスの本当の価値を伝えていきましょう。

また、下記ページでビジネスで使える心理学20選を紹介していますので参考にしてください。

マーケティングで使える心理学20選・コピーライティングやマーケティングに超活用できます。

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takashima yoshinari
1967年生まれの富山県高岡市育ち。双子座です。好きな食べ物は「激辛カレー」&「タンドリーチキン」and「鰹のたたき」。オンライン講座ビジネスの専門家です。高額塾に参加したけどWEBマーケティングを実装できない、何から手をつけて良いか分からないという経営者や個人起業家の方を手厚いコンサルティングでサポートしています。ちなみに毎日、頭にシェイビングクリームを塗ったくりTの字カミソリで剃るのがモーティングルーティーン。