世の中の状況が変化してきているということもあって、新しい学び方として注目を集めているオンライン講座。
そんなオンライン講座ですが、実際にオンライン講座を始める場合、必要になってくるツールがいくつかあります。
また、活用することでより魅力的なオンライン講座を運用できるようになるツールも。
そこでこの記事では、オンライン講座を始めるときに必要になるツールや活用するべきおすすめのツールについて解説していきます。
これからオンライン講座を始めてみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン講座で必要になるツールや活用ツール6選
オンライン講座を始める場合に必要になるツールや活用するべきツールはオンライン講座のスタイルによって異なります。
ここからは、オンライン講座で必要になるツールやおすすめの活用ツールを6つ紹介していきます。
- どういったスタイルの講座で必要になるのか
- どのような場面で必要になるのか
- どのようにして活用していけばいいのか
などに触れながら紹介していくので良さそうなツールがあればぜひ使ってみてください。
1. ZOOM
出典:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
オンライン講座には、リアルタイム型とオンデマンド型の2種類があります。
リアルタイム型はリアルタイムにオンラインでユーザーとコミュニケーションを取りながら指導するタイプのオンライン講座です。
一方オンデマンド型は、事前に動画を撮影するなどして作成したカリキュラムをプラットフォームにアップし、それをユーザーに視聴して学んでもらうタイプのオンライン講座です。
リアルタイム型のオンライン講座はユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取りながら指導するので、「通話できる環境」が必要になります。
とはいえ、音声だけでは味気ないですし、ユーザーも魅力を感じません。
また、スマートフォンなどの電話でやビデオ通話機能を利用して指導するとなると、通話料がかさんでしまいかねません。
そこで用いられるのが、無料でビデオ通話がおこなえるツールです。
無料でビデオ通話がおこなえるツールはいくつかありますが、最近人気が高まってきているのが、この「ZOOM」です。
ZOOMはアメリカ発のWeb会議ツールで、その名のとおりWeb会議をおこなうために開発されたツールです。
ZOOMを使えばユーザーにマンツーマンで指導できるのはもちろん、複数人のユーザーに対して指導することも可能です。
インターネットに接続できる環境さえあれば無料でビデオ通話がおこなえるようになっているため、通話料を気にする必要もありませんし、余計な経費もかかりません。
また、自分の画面を共有する画面共有の機能もついているので、複雑な内容の講座もわかりやすく指導することができます。
2. Skype
今でこそビデオ通話ができるツールとしてはZOOMが注目を集めていますが、ビデオ通話ができるツールの元祖と言えるのが、この「Skype」です。
Skypeは2005年にサービスがスタートしている、ビデオ通話用がおこなえるツールとしてはかなり昔からあるツールです。
アカウントを作成することで、同じくSkypeのアカウントを所有しているユーザーとコンタクトが取れるようになります。
Skypeはさまざまな機能を備えていて、マンツーマンでの通話・ビデオ通話はもちろん、ZOOMのように複数人でのビデオ通話にも対応しています。
また、チャットの機能が備わっているので、チャットツールとして活用することも可能です。
ビデオ通話で講座をおこなっている最中にチャットで書き込みをおこなうこともできます。
3. チャットワーク
出典:https://go.chatwork.com/ja/
リアルタイム型とオンデマンド型のどちらでも活用できるおすすめのツールが、この「チャットワーク」です。
チャットワークはチャット機能に特化したツールで、音声通話やビデオ通話の機能も備わってはいますが、チャットツールとしての活用するのがおすすめです。
チャットワークでは、ユーザーと個別にチャットをおこなうこともできますし、グループを作って複数人でチャットをおこなうことも可能です。
質問などは個別のチャットで受け付け、全体に共有したい連絡事項などはグループチャットで共有するといった使われ方をよくします。
ZOOMやSkypeにもチャットの機能は備わっていますが、チャット機能の機能の豊富さや使いやすさはチャットワークの方が勝っています。
そのため、ビデオ通話などの機能はZOOMやSkype、チャットはチャットワークといった感じで使い分けることをおすすめします。
また、チャットワークにはタスクの機能が備わっていて、個別にタスクを追加することができるので、タスク管理ツールとしても大活躍してくれますよ。
4. Webカメラ
リアルタイム型のオンライン講座は音声だけでなく映像も交えたビデオ通話形式でおこなわれるのが一般的です。
ユーザーの中には顔や部屋が写り込んでしまうのが嫌でカメラをオフにして音声だけで参加する方もいますが、講師は基本的にビデオ通話でしっかりと顔を写した状態で講座をおこなうべきだと言えます。
そこで必要になってくるのが「Webカメラ」です。
最近のパソコンにはカメラが内蔵されているものも多いので、すでに備わっている場合は購入する必要はありませんが、内蔵されていない場合は購入して用意する必要があります。
また、内蔵カメラの映像の品質が悪い場合は、外付けのWebカメラを購入することを検討するべきです。
映像の質が悪いとユーザーがストレスを感じてしまうので、映像の質はできるだけ高めるよう意識しなくてはいけません。
オンデマンド型のオンライン講座の場合も、Webカメラで講師の顔を撮影し、その映像を講座の映像内に埋め込む形式のものが多くなってきているので、必須ではないものの用意しておくことをおすすめします。
5. マイク
リアルタイム型のオンライン講座にしてもオンデマンド型のオンライン講座にしても、音声の質にはこだわるべきです。
ユーザーはこちらが思っている以上に音声の品質に敏感です。
聞き取りにくいレベルの音声は論外ですし、できるだけ品質の良いマイクを用意して聞き取りやすさを担保してあげるべきです。
パソコンなど端末に内蔵されているマイクだとどうしても周辺音をひろってしまいやすくなるので、最低でもマイクが内蔵されているイヤホンなどは用意するべきだと言えるでしょう。
6. ビデオエディター
オンデマンド型のオンライン講座の場合、撮影した動画を編集するためのビデオエディターが必要になってきます。
不要な部分のカットはもちろん、テロップや表、イラストの差し込みなどをおこなうことによってより魅力的な講座に仕上げることができるようになります。
オンライン講座用のビデオエディターとしては「Camtasia2020」や「Screenflow」がおすすめです。
これらのツールに関しては以下の記事でより詳しく紹介しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
まとめ
「必ずこのツールを使用しなくてはいけない」といった決まりはありませんが、今回紹介してきたツールは有名で選んで失敗しないようなツールばかりです。
もっと詳しく知りたい場合は公式サイトにアクセスしてリサーチしてみてください。