ベビーフェイス効果はマーケティングで使える!その活用法とは?

ベビーフェイス効果は、心理学の用語の1つでマーケティングでも活用できると言われている効果です。この記事では、上手く活用することができれば大きなメリットを感じられるベビーフェイス効果についてご紹介していきます。

高島吉成
高島吉成
こんにちは、高島吉成です。
心理学の用語として使われているベビーフェイス効果は、マーケティングの分野でも注目を集めています。

ベビーフェイス効果を上手く活用できれば、マーケティングでも大きな効果を発揮してくれるからです。
今回はベビーフェイス効果によってもたらされる効果や活用方法を解説していきましょう。

好印象を与えるベビーフェイス効果とは?

好印象を与えるベビーフェイス効果とは

心理学の用語の1つ

ベビーフェイス効果は心理学の用語の1つで、警戒心を解き安心感を与える心理現象を指します。
赤ちゃんを見ると警戒心や緊張が薄れていき、親近感を感じられる人が多いと思いますが、同じ効果を感じられるのがベビーフェイス効果です。

ベビーフェイス効果があるのは丸顔?

ベビーフェイス効果を活用できる人の特徴は、赤ちゃんのような顔立ちを持つ人です。
丸顔や丸い鼻、丸顔、柔らかそうな頬など、赤ちゃんの顔に似た特徴を持つ人に対して、人は無邪気や純粋、純真無垢といった印象を持ち、気持ちが緩む傾向があります。
そのため、ベビーフェイス効果を活かした広告などを作りたい場合には、丸顔や丸い鼻、丸顔、柔らかそうな頬、明るい肌、明るい髪、丸みのある手足という特徴を取り入れたキャラクターなどが起用されているのです。

赤ちゃんじゃなくても効果がある

ベビーフェイス効果を発揮できるのは、赤ちゃんに限ったことではありません。
ビジネスにおいては、広告やマーケティングの重要なテクニックとされていて、企業のキャラクターにベビーフェイス効果が期待できる特徴を取り入れるというケースも少なくありません。
例を上げるなら、ゆるキャラも丸さや穏やかな表情を意識してデザインすると、ベビーフェイス効果を与えることが可能です。

ベビーフェイス効果がマーケティングに活用できる理由

ベビーフェイス効果がマーケティングに活用できる理由

安心感を与えられる

ベビーフェイス効果は顧客に安心感を与えられるため、商品も良い印象を持ってもらえます。
例えば、赤ちゃんや子どもを起用した広告は和やかな雰囲気があり、商品やサービスに対する安心感を高めることが可能です。
幼い子どもも利用できる商品やサービスの紹介でも、赤ちゃんや子どもを起用することで家族が利用できる印象を与えられます。

親近感が湧く

ベビーフェイス効果には、親近感が湧くという効果もあります。
無表情の人は近寄りがたい印象がありますが、雰囲気が柔らかく常に笑顔の人は接しやすく親近感を持つ方は多いでしょう。
親近感の与え方としては、ホームページやSNSに明るい表情を向ける社員や代表の写真を掲載する方法があります。
どんな人が働いているのか分かると同時に、和やかな雰囲気が伝わるので会社のイメージアップに期待できます。
会社のイメージアップを図りたい時にベビーフェイス効果は最適です。

信頼できる

ベビーフェイス効果は、無邪気や純粋、純真無垢といった印象を見えるので、悪い印象を持たれることはほとんどありません。
真っ白で誠実な心を持っている印象を顧客に与えることで、信頼しても大丈夫という気持ちにさせる効果があります。
商品やサービスのマーケティングや営業では、顧客との信頼関係が非常に重要であるため、信頼・信用構築にベビーフェイス効果は役立てることが可能です。

ビジネスでベビーフェイス効果を活用する方法

ビジネスでベビーフェイス効果を活用する方法

CM・新聞広告への出演

高島吉成
高島吉成
ベビーフェイス効果を活用する事例の1つにCM・新聞広告への出演があります。

顧客になると考えられる人に不信感を抱かせないためにも、ベビーフェイス効果を取り入れるのです。
童顔の俳優や女優を起用したり、赤ちゃんのように純真な笑顔が印象的な俳優や女優を起用したりするケースもあります。
ベビーフェイス効果を期待できる俳優や女優を起用することのよって、商品のイメージアップに期待できるからです。
CMキャラクターは商品イメージに合ったキャストの起用が最優先ですが、ベビーフェイス効果を意識的に取り入れているケースは少なくありません。

親しみやすい画像を取り入れる

既にアプローチしたいターゲットの絞込みが済んでいるのであれば、そのターゲットにとって親しみを感じやすい画像を取り入れてみましょう。
ただし、ベビーフェイス効果が不向きなケースもあるので、画像選びには注意が必要です。
ベビーフェイス効果を取り入れる目的は安心感や親しみやすさを与えることなので、強さやインパクトを与えたい時は不向きと言えます。
ターゲティングをする時は何をアピールするのか明確にしたうえで、ベビーフェイス効果を活用するかどうか決めることが大事です。

セールスメッセージの活用法

ベビーフェイス効果はセールスメッセージでも活用できます。
幼児向けの商品やスキンケア商品であれば、赤ちゃんの写真を使用しても問題ありません。
しかし、男性向け商品や大人向けの商品の場合は、赤ちゃんの写真は違和感があるでしょう。
赤ちゃんの写真の使用が困難な商品の宣伝で、ベビーフェイス効果を盛り込みたいのであれば子どもや女性、笑顔で代用することができます。
ベビーフェイス効果は丸顔でくりっとした大きな目、純真な笑顔という条件に当てはまれば赤ちゃんでなくても効果が期待できるからです。
例えば、ホテルのホームページに掲載されている写真が無表情のスタッフだった場合と、笑顔のスタッフだった場合では好感が持てるのは明らかに笑顔のスタッフでしょう。
赤ちゃんは良く笑うため、笑顔にもベビーフェイス効果が期待できます。
もちろん男性スタッフの場合でも、笑顔が素敵であればベビーフェイス効果が期待でき、魅力的だという印象を抱いてもらえます。

名刺に活用する方法

ベビーフェイス効果は名刺にも活用できます。
名刺にベビーフェイス効果が期待できるような似顔絵もしくは笑顔の写真を載せることで、親しみやすさが生まれて第一印象を良く見せられます。
名刺というと名前や肩書き、連絡先などの情報が記載されていますが、シンプルすぎると堅苦しい印象を与える可能性があります。
見た人が和やかな気持ちになれるデザインを取り入れることで、親しみやすさが生まれ商談がスムーズになることも多いのです。
相手に親しみが持てれば信頼関係が生まれ、売り込む商品やサービスに対しても好印象を持ってもらいやすくなり、契約につなげられる可能性も高まります。
営業マンはイメージ戦略も重要なので、名刺にベビーフェイス効果を取り入れてみるとよいでしょう。

まとめ

高島吉成
高島吉成
ベビーフェイス効果という心理現象には、相手に安心感や親近感を抱かせる効果があります。

主に人間関係に深く関わる心理ですが、工夫次第ではビジネスで大いに役立てる現象です。
ベビーフェイス効果を最大限発揮できるのは名前の元にもなっている赤ちゃんですが、全てのビジネスで赤ちゃんを起用できるわけではありません。
しかし、丸顔や丸い鼻、丸顔、柔らかそうな頬など赤ちゃんの顔に似た特徴があれば、ある程度成長した子どもや大人でも同様の効果が発揮されます。
商品やサービスに興味を持ってもらうためには、安心できる商品やサービスであること、身近な商品やサービスであること、信頼できる商品やサービスであることが重要なポイントです。
購買意欲を高めるためにはマーケティングで顧客に安心感や親近感を与え、信頼を掴み取ることが求められます。
信頼構築や商品・サービス・会社のブランティングが上手くいかない時は、宣伝にベビーフェイス効果を取り入れてイメージアップにつなげてみてはいかがでしょうか?

また、下記ページでビジネスで使える心理学20選を紹介していますので参考にしてください。

マーケティングで使える心理学20選・コピーライティングやマーケティングに超活用できます。

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takashima yoshinari
1967年生まれの富山県高岡市育ち。双子座です。好きな食べ物は「激辛カレー」&「タンドリーチキン」and「鰹のたたき」。オンライン講座ビジネスの専門家です。高額塾に参加したけどWEBマーケティングを実装できない、何から手をつけて良いか分からないという経営者や個人起業家の方を手厚いコンサルティングでサポートしています。ちなみに毎日、頭にシェイビングクリームを塗ったくりTの字カミソリで剃るのがモーティングルーティーン。